こんな方におすすめ
- 仕事辞めたいけどお金がない…
- 次の仕事が見つかるまでどれくらいお金かかるんだろう…
- 次の仕事が見つかるまで待てない…
この記事を書いてる人
- 農林水産省推進、『ノウフク・アワード2022』水産企業で歴代初の受賞。
- 『とうほくSDGsアワード2023』優秀賞
- 人の心を様々な角度から理解し、導くメンタルデザイナー
- サラリーマン、経営者の経験(3社)を持つ32歳。
この記事を読んでわかること
- 【仕事辞めたいけどお金がない!】退職後にかかるお金を確認しよう
- 【仕事辞めたいけどお金がない!】在職中に仕事を探そう
- 【仕事辞めたいけどお金がない!】次が見つかるまで待てない時の解決方法

【仕事辞めたいけどお金がない!】退職後にかかるお金を確認しよう

仕事を辞めたいけどお金がない状態で退職後にかかるお金がどれくらいかかるのかを確認しておきましょう。
お金がないから退職ができない人の多くが、次の仕事による給料が入ってくるまで、生活が不安と感じていることに悩んでおり、仕事を辞めることができずにいます。
収入が途絶えることは誰にとっても不安です。
自分一人だけであれば生活レベルをギリギリまで下げることでなんとかなりますが、自分以外の家族を養っている場合、生活レベルを下げることは難しいです。
ここではまず、退職後にかかるお金を確認し、仕事を辞めたい人は転職の計画を立てれるようにして不安を少しでも減らしましょう。
また、時期によりまとめて支払わなければならない税金などもなるべく盛り込んで解説していきます。
普段の生活費
まずは普段の生活費を算出してみましょう。
家族構成や持ち家か賃貸、住んでいる地域やライフスタイルによって金額感は変わりますが、どんな項目があり、どのくらいかかるのか自分の場合でイメージしてみましょう。
- 家賃
- 駐車場代
- 食費(食材や外食の頻度によって変動)
- 光熱費(電気、ガス、水道、インターネットなど)
子供関連費用:
- 子供の学費
- 子供の教育・習い事
- おもちゃや衣類
娯楽・趣味:
- 家族での外食、レジャー
- 自動車の燃料代、修理費、車検(2年に1回)、重量税(5月)
などが挙げられます。
なるべくパートナーや子供に迷惑をかけたくないと考え、生活レベルを下げたくない人はこの生活費をしっかりと確認し、不安要素を取り除きましょう。
税金・自分の入っている保険
次に税金や保険関係の費用を確認しましょう。
会社に任せっきりだった人の場合、ここがかなりわかりにくく、仕事を辞めたいけどお金がないことを不安に思う最大のポイントだと思います。
しかし、意外と考え方は難しくなく、節税だったり、徳をしようと考えていると本来の目的だった転職活動が疎かになってしまいます。
ほとんどはハローワークや役所などで済みますので自分が今どのような状態なのか、どんな税金を払っているのか確認しましょう。
正社員として前職で働いていた場合、健康保険に加入しています。
健康保険(社会保険)
健康保険とは
介護保険、厚生年金保険を総称したものを言います。
会社では社会保険とも言われています。(社会保険の場合は雇用保険も含まれます)
日本に住んでいる人は全て健康保険か国民健康保険に加入することになります。
会社と折半で毎月の給料から天引きにより支払われています。
健康保険で支払う金額は、あなたの給料によって等級が決まり、その等級で支払う金額を会社が給料をあなたに支払う際に控除(健康保険料)として差し引く仕組みとなっています。
なので実際にあなたが健康保険を支払っている感覚が薄く、しっかり理解していない人が多いです。
詳しい金額を知るにはこちらの協会けんぽホームページにより被保険者の方の健康保険料額(令和4年3月~)から自分の都道府県を選んで今まで貰っていた月の総支給額を報酬月額の欄を参考に等級と自分が支払っている健康保険を確認しましょう。

40歳を超えていると介護保険(会社と折半)が総支給に対して9.91%から11.55%となって支払っています。
健康保険の支払いシミュレーション
4年働いた会社を9月末に退職した場合、給料は9月末まで働いたため10月支給分まで健康保険を支払います。
11月から3月までの社会保険は前年の給料によって計算され、まとめてあなたのご自宅に支払い用紙が届きます。
もし11月から3月の間に転職をした場合でもご自宅に支払い用紙が届くので今まで通り給料からの天引きで支払いたい人はお世話になる会社に相談してみましょう。
一度に支払い用紙がきますが、一度に支払う必要はありません。
詳しくはご自宅に届いた支払い用紙を確認しましょう。
転職活動にかかる費用
最後に転職活動にかかる費用についてです。
転職活動にはほとんど費用はかからないでしょう。
もしかかるとすれば、
- 履歴書用紙
- 履歴書用写真
- 面接用スーツ
- 面接へ行く際の交通費
程度でしょう。
転職活動をしながら資格取得をしたい場合などは別途それぞれ費用がかかります。
ハローワークでは求職者に対し、資格取得制度があるので気になる方は確認してみましょう。
【仕事辞めたいけどお金がない!】在職中に仕事を探そう

お金のことを気にしながら転職活動は精神的に大変です。
おすすめは早く辞めたい気持ちを抑えて、在職中に転職活動をし、転職先を見つけてしまうことです。
在職中の転職活動のメリットは以下の通りです。
- お金の心配がない
- 毎日辞めたい会社に出勤することで転職のモチベーションを上げれる
- 自分の理想に近い会社をじっくり探すことができる
反対に最悪な状況は、会社を辞めてから転職活動をして、お金の余裕がなくなり、焦って会社を決めてしまい、自分の理想とは違う会社に入ってしまうことです。
人生において重要なイベントでもあるタイミングで大事になるのはリスクをどれだけ少なくできるかです。
早く辞めたい気持ちはわかりますが、リスクをしっかり理解し、適切な判断しましょう。
【仕事辞めたいけどお金がない!】次が見つかるまで待てない時の解決方法

最後に次が見つかるまで退職を待てない時の解決方法を解説します。
失業保険を受給
失業保険とは
離職後から再就職までの間、安定した生活を送りながら再就職活動を進めるための、給付や職業紹介を通じて転職活動をしている人を支援する制度です。
この制度を活用することで、失業期間中に収入の安定を図ることができますが、受給まで4ヶ月ほどかかるので頼りすぎないようにする必要があります。

失業保険の申請資格や給付額は国や地域によって異なりますが、生活費を賄うための貴重な支援となります。
失業保険の受給資格については、ハローワークで確認しましょう。
アルバイトしながら仕事を探す
アルバイトを始めることで、生計を立てながら新しい仕事を見つける努力を続けることができます。
アルバイトの収入は一時的な生活費を賄うために使えます。
また、アルバイトを通じて新たなスキルや経験を積むことも可能で、次のキャリアに役立つことがあります。

アルバイトを選ぶ際に、労働時間や報酬、自身の職業目標との調整を考慮しましょう。
休職する
現職の雇用状況や雇用契約に応じて、休職を検討することができます。
休職は、一時的に仕事を休んで、将来的に戻る予定であることを指します。
この間に生活費を支えるために貯金や他の収入源を活用し、次の仕事探しに専念できますが、転職活動のために休職するのではなく、一旦休職して復活したいと考えているけどダメそうなら転職を考えるという形を意識しましょう。
休職の条件や期間については、雇用主との合意が必要です。
従って、雇用主との協議を行い、契約条件を確認しましょう。
ボーナスをもらってから辞める
もしボーナスが支給される予定であるなら、ボーナスを受け取った後に仕事を辞めることを検討できます。
これにより、一時的な収入を得ることができ、次の仕事を見つけるための余裕を持つことができます。
ただし、ボーナスが支給されるタイミングや額は雇用契約や会社方針に依存するため、事前に確認しましょう。

経験上、筆者の会社でもボーナスを渡した後に退職をしたいという申し出が多いです。
生活費を見直す
生活費を見直すことは、即座に経済的な圧力を軽減するために有効です。
予算を立てて無駄な支出を削減し、必要なものと不必要なものを見分けることが大切です。
また、生活費を一時的に下げることで、収入が限られている状況でも生計を立てやすくなります。
食費や住居費、娯楽費を見直し、支出を最適化しましょう。
まとめ
【仕事辞めたいけどお金がない!】退職後にかかるお金を確認してみましょう。
- 普段の生活費
- 税金・自分の入っている保険
- 転職活動にかかる費用
それぞれ自分の生活スタイルや環境に合わせて計算しましょう。
【仕事辞めたいけどお金がない!】在職中に仕事を探すことをおすすめします。
お金のことを気にしながら転職活動は精神的に大変なことです。
【仕事辞めたいけどお金がない!】次が見つかるまで待てない時の解決方法は、以下の通りです。
- 失業保険を受給
- アルバイトしながら仕事を探す
- 休職する
- ボーナスをもらってから辞める
- 生活費を見直す
どうしても早く仕事を辞めたい場合は検討してみましょう。